エダサンゴと俗に言われるエダ状ミドリイシ等の仲間を分かりやすく説明します。
マウスを重ねると別の写真が出ます。

茶色のエダサンゴ
青いエダサンゴ
紫色のエダサンゴ
エダサンゴの中でも多いのはスギノキミドリイシという種類ですが、トゲスギノキ、クロマツ、オトメ、コエダ等のミドリイシがあり、区別するのは難しい種類です。
そんな分類は専門家に任せておいて、ここでは色々な色彩を楽しみましょう。
ムービー(動画)
サンゴ虫が持っている色素の違いであり、種類は同じでも色々な色があります。
この写真を見てアオサンゴだと思う人がおられますが違います。
青い色のエダサンゴは特にやや深いところに多く見られるようです。
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サンゴの色はこげ茶色が基本ですが、これは体内に共生している褐虫藻の色です。
ですから、こげ茶色が基本なのですが、青・青緑・紫などの色が見られます。
紫色のエダサンゴはあまり多くは見られないし、小さいものが多いようです。
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黄緑のエダサンゴ
コエダミドリイシ
ヒメマツミドリイシ
リーフの上の潮通しの良い場所で見られます。
波の静かなところには無いのは、色素によって生育できる環境が変わるからでしょうか?
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その名の通り小枝がたくさん出るので、他のエダサンゴと区別しやすいのですが、特に波の静かなリーフの内の浅い場所に多いようです。
リーフの上の干上がるような浅い場所に生えていることが多く、色は茶色であまりきれいには見えません。
米原などのリーフ上の浅所で見られます。

ツツミドリイシ
ホソヅツミドリイシ
トゲミドリイシ
大きくはなりませんが、クリスマスツリーのような格好でリーフ内の浅いところで見られます。この種類も時々青い色を見かけます。
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ツツミドリイシより更に細い筒が細い種類があります。マウスを重ねるとマルヅツミドリイシの青いものが出ます。
やや白っぽく見える細いエダ状のミドリイシで、大きくはなりません。
白保のエダサンゴの多い場所などで見られます。

エダコモンサンゴ
フトトゲサンゴ
トゲサンゴ
リーフのそばの潮通しの良い浅瀬に群落となって見られます。コモンサンゴの仲間で、あまり美しいサンゴではないですが、ルリスズメダイなどが多く見られます。

エダコモンサンゴに似ていますが、コモンサンゴではなくハナヤサイサンゴの仲間です。

ミドリイシの仲間以外でもエダ状になるサンゴがたくさんあります。
枝先がトゲ状になるハナヤサイサンゴの仲間で、ピンクの色のものも見られます。

ユビエダハマサンゴ
アナサンゴモドキ
ユビエダハマサンゴ 黄色
白保や米原などエダ状のミドリイシに次いで多く見られるハマサンゴの仲間です。
指を上に向けたような形をしており、太い物は根本で直径10cmほどにもなります。

アナサンゴモドキの仲間には数種類があります。どれも触ると刺されるので要注意です。
川平水路で多く見ることができます。
ヒメアナサンゴモドキ(マウスを重ねる)

このユビエダハマサンゴの中で黄色い固体があります。とてもきれいでお花畑のようになります。ユビエダハマサンゴはポリプが昼でも見られます。(クリックで出ます。)

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