石垣島では一年を通じて蝶を見ることができ、しかもどこにでも飛んでいます。
写真にマウスを重ねると別の写真が出ます。
最近捕虫網を持った人が多いのですが、この生き物の貴重な時代に無益な殺生は控えていただきたいものです。写真やビデオでとってください。
オオゴマダラ リュウキュウアサギマダラ ヤエヤマムラサキ リュウキュウムラサキ
日本のチョウの中でも最大級のこのチョウは八重山では結構たくさん見られ、優雅にゆっくりと飛んでいます。
写真をクリックするとサナギが出てきます。まるで作り物のような黄金のサナギには感激します。
八重山ではアサギマダラよりやや小さく色も青っぽく薄いこの蝶が普通に見られます。ひらひらとゆっくり飛びます。

またアサギマダラも数は少ないけれど見られます。写真をクリックするとでます。

あまり多くはありませんが、輝く美しい紫色がある蝶です。
よく似た種類にツマムラサキマダラがあります。
飛んでいるときは青く光るのに、とまると羽をたたんでしまい目立たなくなります。時々羽を広げても角度によっては青く光らず、焦げ茶色のみになり撮影の難しい仲間です。
よく似た種類にメスアカムラサキがあります。
スジグロカバマダラ カバマダラ ツマグロヒョウモン テングチョウ
どこでも見られる蝶ですが、時に海岸のモンパの木にたくさんマダラチョウの仲間が群がっていることいることがあります。写真をクリックするとでます。
カバマダラの仲間はまずい味のする毒を持っているため鳥などに食べられません。
雄は雌よりやや大きく色がはっきりしています。マウスを合わせると雌が、写真をクリックすると産卵している様子がでます。
カバマダラに擬態をして鳥から食べられないようにしている種がいくつかいます。どれも雌だけが擬態をしています。こういった擬態をベーツ型擬態といいます。
マウスを重ねるとオスが出ます。
頭部がテングのようにつきだしているのでこの名前があります。
やや小型で羽を閉じると木の葉のようで目立たなくなります。(写真にマウスを重ねる)
ツマベニチョウ ナミエシロチョウ ウラナミシロチョウ コノハチョウ
日本最大のシロチョウ
やや大型でシンプルで美しく、大変速く飛ぶこの蝶は、特に赤い花を好むようで、ハイビスカスなどにとまっているのをよく見かけます。
清楚で美しい模様を持ったシロチョウです。羽の裏側は黄色っぽく紋があります。
真っ白なシロチョウですが、羽の裏側はやや黄色みを帯び、波のような模様があるのでウラナミと呼ばれています。
羽の裏側が木の葉そっくりなこの蝶は羽をたたんで木にとまっているとほとんど見分けられません。 山で見られます。
写真にマウスを重ねると木の葉に擬態している姿がでてきます。
イシガケチョウ アカタテハ タテハモドキ アオタテハモドキ
これもよく見かける蝶で、地図のような模様があり、独特の飛び方です。
本土でも見られるタテハチョウ
こちらでは普通に見られます。
また、山に行くとルリタテハも見られます。写真をクリックするとでます。
大きな目玉模様が目立つこのチョウは、裏の模様にも目玉模様がありますが、これは夏だけで秋から冬にかけては目玉模様が無くなります。
平久保崎や御神崎など、風が吹きすさぶ草地に多く見られます。
青く輝く羽を持っているのはオスです。写真にマウスを重ねるとメスがでます。
ジャコウアゲハ ベニモンアゲハ シロオビアゲハ カラスアゲハ
ゆっくりと独特の飛び方で赤い胴体を見せながら飛ぶのは理由があります。
鳥などが食べないようアルカイドという毒素を体内に持っているからです。よく似た蝶にベニモンアゲハがあります。
ジャコウアゲハと同じ飛び方で、これも赤い胴体を見せながら飛びます。
アルカイドという毒素を持っていることも同じです。
やや小さいアゲハチョウで、白い帯が目立つのですぐに分かります。メスは時にベニモンアゲハにそっくりな個体が出現するので不思議です。
色に個体差があり、写真のものは緑色に輝き青いスジがあるとてもきれいな個体です。