石垣島の浜や潮ダマリで見られる生き物を紹介します。
石垣島には美しいビーチがたくさんあります。よく観察するといろいろな生き物がいます
ミナミスナガニ ツノメガニ オカヤドカリ スベスベサンゴヤドカリ
砂地の浜に直径2〜4cmほどの穴を見かけたら、それはミナミスナガニの穴です。
親ガニは夜しかでてきませんが、子ガニは昼でも見かけます。
砂と同じ色をした小さなものが砂地をサーッと走って急に止まるのがそれです。
ミナミスナガニと同じような場所で見られます。
その名の通り角のようにとがった目をしています。
これも夜行性なので昼に見ることは滅多にありません。
どこの浜でも普通に見られるオカヤドカリは沖縄県では3種類ほど見られ、天然記念物となっています。
写真にマウスを合わせるとサザエの殻に入った大きなムラサキオカヤドカリが、マウスをクリックすると赤ちゃんが出ます。
潮ダマリで見られる可愛らしいヤドカリです。
目が青く、ヒゲがオレンジでおしゃれです。
ハナビラダカラ アマオブネガイの仲間 カサガイの仲間 ヒザラガイ
潮が引いたとき波打ち際だったところの岩をひっくり返すと、色々な生き物が見られます。
この小さいタカラガイもそういった場所や潮ダマリで見られます。
写真にマウスを合わせると外とう幕を出している姿を見ることができます。
潮が引いたとき或いは満潮時のみ濡れる場所(潮間帯)の上部に住むものが多い。
色々な種類がいるのでカラの大きさや色・模様が異なるものが多い仲間です。
同じく潮が引いたとき或いは満潮時のみ濡れる場所(潮間帯)の上部に住むものが多い。
笠のような格好で岩に張り付いていますが、簡単には剥がすことができません。
貝殻の代わりに殻板(かんばん)とよばれる8枚の板が並び鎧のように見えますが、これも貝の仲間です。
イソアワモチ ウニ クモヒトデ スズメダイの仲間の幼魚
潮が引いたとき波打ち際付近の岩場をよく観察してください。
岩のように見えますが、貝殻を持たない貝の種類の生き物です。
写真にマウスを合わせると裏返したところが出ますが、アワビのような感じです。
食べられるそうですが、ちょっと勇気がいりますね。
岩の穴に入っているので全体を見ることができませんが、浮いた岩をおこしてみると、色々な生き物がそこに隠れています。(マウスを合わせる
写真のウニはツマジロナガウニです。
普段は岩の中に隠れていて、潮が引いたとき腕だけ出したり出てきて、安全な中で食事をします。
ちょっと気持ち悪い格好ですが、ヒトデの仲間です。
潮が引いたとき潮ダマリや海の浅いところには、その年生まれたばかりの熱帯魚の幼魚がたくさんいます。
青いのがルリスズメダイ、灰色に青いスジのあるのがネズスズメダイ(マウスを合わせる)です。