ユッカヌヒハーリー(4日の日ハーリー)といい、旧暦の5月4日に行われます。
石垣島の街(四ヵ字)は離島桟橋から東へ500mほど行った登野城漁港で行われます。
しかし街のハーリーは規模も大きく近代的な感じですので、昔ながらのサンゴ礁の海と砂浜を舞台にした白保部落のハーリーに行かれることをおすすめします。ここではその白保ハーリーを紹介します。

8:30頃、たくさんの人が船着き場に集まってきます。ハーリーは漁師(ウミンチュ)の豊漁を祈る祭り、まずはハーリー船の競技です。
ウミンチュの御願(うがん)バーリー(豊漁を祈願)から始まり、決戦となります。

続いては中学校、一般など2チームづつ次々に競います。

時にはバランスを崩して転覆することもあります。

ハーリー競技が終わると、海人たちにより昔行われていたサバニによる手漕ぎ船の実演(リレー競技)があります。竿差しと舵取りのコンビネーションで進むのですが、かなり難しいようで転覆したりぶつかったりなかなか進みません。
その後、宝探しや沖の方から浜まで泳ぐ競争などがあります。

今度は余興が始まります。
余興と言ってもまるで本職の舞台を見ているようで大変見応えのある踊りです。背景がサンゴ礁の海で天然の借景を活かして、琉球の衣装の鮮やかさが一段と映えます。

さすがに芸達者な白保部落で毎年大変素晴らしい踊りを見せてくれます。
白保青年部も白保音頭など楽しい踊りやアトラクションで参加し大活躍です。数々の余興が終わり11時過ぎに終わります。
ハーリーが終わると、こちらはもうすっかり夏です。
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