お盆・豊年祭・節祭・結願祭などで行われますが、何度見ても飽きないほど面白いので是非見てください。

特に旧盆の間中、白保では獅子舞保存会の青年団が新築した家や長旅から帰ってきた人の家など、招きのあった家々を一晩に数軒回ります。

確実に見るには旧盆の初日(旧暦の7月13日)白保の郵便局前を海側に入って一筋左側の宮良家(写真右)に21時頃行けばやっています。
また明けの日(旧暦の7月16日)は20時頃から白保小学校で盆踊りがあり、そのクライマックスで演じられますが、この場合はたくさんの獅子舞、子供獅子舞まで出てきてとても面白いです。

まず獅子使いが踊り(写真左)で獅子を呼び寄せますが、綱引きの綱を持って走る内に雄の獅子が現れ、雌の獅子も呼び寄せられます。

しばらく2頭はじゃれあった後、綱をくわえて綱引きを始めますが必ずオスが負けてメスに花を持たせます。

本土の獅子舞と違って前足と顔・後ろ足と胴体の動きを二人のコンビネーションで表現していきますが、大変な重労働なので5分ほどで交代のため一頭ずつ引っ込んでいきます。

音楽が変わり太鼓の音が加わるといよいよ獅子舞の始まりです。
動きがとても面白く本物のような獅子らしさがよくでています。
サンシンと太鼓・ドラのリズムに乗って動き回る獅子たちを見ていると、ここは日本ではないアジアの一つの国なんだと実感します。

白保の獅子は赤ちゃんを飲み込んでしまうし、子供にかみついて引きずり出してしまいます。
オバァにだって容赦なくかみつきます。でも面白いので子供達に大人気、20分ほどで次の家に行きますが、子供達もぞろぞろと後をついて行きます。

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